NISSAN MACHINE PASSAGEもっとMACHINE PASSAGE化計画 
連載第7回

01.05.13作成

特殊塗装、剥がれ始める。

ついに新世紀を迎えた2001年1月某日。
新世紀を真っ赤な車で迎えた訳ですが、ここでまた問題が・・・
特殊塗装がぺりぺりと剥がれだしたのです。
とりあえず日産に伝えると「我々も予期しない事態」との答え。
確かにミラクルカラーコートのパンフレットには、
2年間の耐久性を確認しているというような事が書いてあります。

とりあえず塗りなおして貰える事にはなったのですが、
同じように塗ってもまた剥がれると困るので
日産で原因を調べたいとの事で、後日、再び日産に車を預ける事になりました。

(写真:まず最初に剥がれ始めた場所。
この時は上から筆で塗ってごまかしたのですが、
その後どんどん剥がれだし、塗りなおしましょうという事に。)

(注:写真に問題の松は写っておりません。)
 
 成人式の時に降り積もった雪がまだ残る1月某日。
日産の方いわく
「ひょっとしたら、駐車されている場所に生えているという松の木が原因かもしれません」と
いう事で、現場検証を兼ねて、代車のR32に乗った日産の方がサンプルとして
マシーンパサージュを引き取りに見えました。
ここでもまた「マツヤニ」が問題のもとになるとは・・・

で、日産の方と一緒に問題の松の前に。
日「ほー、これですか。」
私「これです。」
と、ただの普通の松の木を前にたたずむ2人。
そして日産の方は、現場検証ということで松の木の写真をバシャバシャ撮って帰りました。
ホントに普通の松なのですが・・・
わざわざ写真まで撮られるとは立派な松になったものです。

いずれにせよ、再塗装が決まったマシーンパサージュ。
しかし、あまりにも寒いと塗料の“のり”が悪いとの事で「また、暖かく春先になってから塗りなおしましょう」という事になりました。

マシーンパサージュ埋まる。

2001年1月某日。日本中に記録的な大雪をもたらしたこの月。
なかでも、特にこの日は雪が激しく、付近の高速道路、国道も全て通行止めになり
電車も軒並み運休。海のないこちらの県は陸の孤島状態に・・・
この時点での気象台の観測では積雪量58cm。
のちの地方気象台の発表では、最終的に1日の積雪量は70cmになったとの発表が。

そして、我がマシーンパサージュも例外なく激しい雪に見舞われていた。
とりあえず第一声。「うお、何だこれは?」
あまりに雪深くて車にも近づけないため、一旦、部屋に引き返す。
1枚目の写真撮影から約1時間後。雪はますます激しく降り続ける。
腰まで埋まりながら必死に車の前まで回りこんでみる。
果たしてどこがどうなっているのかよく分からないが、恐らく横にちょこんと見えているのがドアミラーであろう。
夕方。仕方なく雪かき用スコップを持ち出し少しづつ雪を掻き始める。
掘り始める事、数分。ようやくフロントの一部と思われるものを発見する。
(写真:発掘された左ヘッドライトとフロントグリルの一部)
何か暗くなってきたので作業中断。
そして夜になってもなお激しく雪は降り続ける。

例年をはるかに上回る大雪により、除雪も追いつかず、更に街中には大型トラックがタイヤチェーンで掘った深い穴が開きまくり、付近の道路はまるでトラップが仕掛けられたかのような悲惨な状態。10cm先の左側には巨大な落とし穴が・・・と思えば、その30cm先には、今度は右側に巨大な落とし穴が・・・と言った感じでまともに走行する事は不可能な状態に・・・。その様相はまるで被災地。そんな人々の苦しむ姿を撮影しようと?TV局も撮影に来ていました。

そんな訳で皆、超低速走行を余儀なくされ、普段、5分で行くところを30分以上軽くかかるなど道路は大渋滞し付近の混乱は、この後一週間以上続いた。
で、問題の塗装の件ですが雪かきしてみてビックリ。
特殊塗装、今までにもましてバリバリ剥がれ落ち何とも無残な事になっています。
まあ、きちんと塗りなおしてくれるとの事なので安心していますが、それも含め今後の展開に注目。

今回から、壁紙が画像入りになりました。見にくいでしょうか。

まだまだ続く。
次ページ 第8回(01.07.08)

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